辛抱治郎 無事救出! [ニュース]
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ニュースキャスターの辛坊治郎さんと、全盲のヨットマンの
岩本光弘さんが21日夜に、海上自衛隊により救助されました。
辛坊さんと岩本さんは今月の16日、
太平洋横断を目指し福島県いわき市を出港しました。
しかし、21日になり「右舷から浸水している」
と事務局に連絡があり、その後ポンプを使い排水作業を試みるも、
排水作業が追いつかず、2人は船体を放棄。救命ボートにより脱出。
その間、事態を知った事務局により海上保安庁に救助要求をする。
その後2人は救命ボートで漂流しましたが、
11時頃海上保安庁の航空機により二人の乗った救命ボートを確認。
18時頃、海上自衛隊により二人を救出。
22時頃2人は海上自衛隊 厚木基地に無事到着しました。
この経過については『ブライトセーリング』のホームページに
詳しく記載されてましたので、下記に貼り付けます。
<本日(6月21日)の経過>
7時35分 宮城県沖合1200キロ海上(北緯32度58分、東経152度49分)のエオラス号辛坊氏から
「右舷から浸水している」と事務局に電話連絡。同時にポンプで排水作業を試みる。
7時41分 事務局から海上保安庁に救助要請。
8時01分 辛坊氏から電話「ポンプでの排水が追い付かない。船体放棄しかない。2人は大丈夫。」
2人がエオラス号から脱出し、ライフラフト(救命ボート)に避難。
8時40分 第二管区海上保安本部から海上自衛隊厚木基地に災害派遣要請。
9時50分 辛坊氏と事務局が電話で連絡「北緯32度58分、東経152度49分。
波の高さは2~3m。2人はけががなく元気。」
11時44分 海上保安庁航空機(LAJ500)が現場海域に到着し、ライフラフトを発見し交信。2人の無事を確認。
12時30分 海上自衛隊航空機(US2)が救助のため厚木基地を出発。
14時すぎ US2が現場に到着。海上着水を試みる。
15時 US2は海上模様から着水が困難なため厚木基地へ引き返す。
気象状況は南西の風約15m/秒、波の高さ約4m
海上自衛隊の別のUS2が厚木基地から現場に向け出発。
17時53分 US2が現場に到着し海上着水。
18時14分 2人を救出し、US2機内に収容
22時31分 辛坊治郎氏、岩本光弘氏を乗せた海上自衛隊の航空機(US2)が厚木基地に到着しました 。
本来なら8月10日に米国サンディエゴ・マリオット・マーキース&マリーナに入港
する予定だったみたいです。
でも何より無事に救助されてよかったですね。
岩本さんは全盲ながら“ヨットマン”として活躍し、
辛坊さんもアナウンサーながら実は同じく“ヨットマン”だそうで、
そんな2人の経験がトラブルに見舞われても冷静に対処できた要因かもしれません。
救助後、辛坊さんは疲れた様子を見せながらも
救助に来た自衛隊員に「大丈夫ですか?」と声をかけられた際、
「あ、帰れる」と思ったと語りました。
6月とはいえ、海の上では体温の消費が激しいらしく、
「2人で体を寄せていても、お互いの体温がどんどん下がっていくのがわかって、
明日の夜まで正直もつかなという感覚があった」そうです。
岩本さんも「本当に感謝の気持ちでいっぱいでした」と語り、
最後に2人は「ご心配をお掛けして本当に申し訳ありませんでした」と
頭を下げました。
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