大阪市で母子餓死? [ニュース]
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遺体が見つかったそうです。
最近、不正に受給したり、パチンコなどの必要性がないと思われる使い道での使用などで
何かと話題になっている『生活保護』。
しかしこの制度を利用し、真面目に必死で生活している人がいるのも事実。
そんな中起きた今回の事件。
大阪市北区天満のマンションで、住人から「異臭がする」と管理会社に連絡があり、
担当者が部屋に合鍵で入ったところ、女性と子どもの遺体が見つかったという。
司法解剖の結果、2人が死亡したのは2月頃と推定され、男の子の方が先に
亡くなったと見られている。
また女性の体内には食べ物が残っていたが、男の子の体内からは見つからなかったらしい。
また近所の人の話だと、
「洗濯物を干す時に窓際にハエがたくさんいたので、何かあったのかなと思った。とにかく臭いがすごかったです」
「子どもの声が以前はしてたけど、最近はしていないなと。(以前は)子どもがはしゃいでて、怒られている声はたまに聞こえてた」
とのことです。
遺体はこの部屋に住む井上充代さん(28)と息子の瑠海ちゃん(3)とみられている。
しかしこの二人、区役所によると住民登録はなく、生活相談が寄せられたこともなかったという。
さらにほかの行政機関もこの2人が生活していたことを把握していなかったらしい。
部屋はガスや水道も止められた状況だったそうで、冷蔵庫もなかったらしい。
部屋にあった食品は塩だけだったそうだ。
さらに部屋には請求書のような紙に
「最後におなかいっぱい食べさせられなくてごめんね」
という趣旨のことが書いてあるメモと離婚届が置いてあったという。
女性に収入があったかや、事件の詳細についてはまだ分かっていないよう。
これが貧困による餓死なら、同じ日本で信じられないような事件だ。
しかし、実際この他にも生活保護がなければ生きていけない人がいるのも事実。
不正受給や、無駄遣いなどばかりが取り上げられる生活保護だが、本当に必要と
している人にはちゃんとした支援ができる国であってほしい。
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