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ブラッド・ピット 失顔症? [ニュース]

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ブラッド・ピッドが自ら失顔症(相貌失認)で悩んでいることを打ち明けた。

失顔症とは?


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相貌失認(そうぼうしつにん、Prosopagnosia)

脳障害による失認の一種で、特に「顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、もって個人の識別が出来なくなる症状」を指す。 俗に失顔症とも呼ばれる。 頭部損傷や脳腫瘍・血管障害等が後天的に相貌失認を誘発する要因となる。
(ウィキペディアより)



最近では婚約者のアンジェリーナ・ジョリーが大手術を行ったことで、ブラッド・ピット
は多くのメディアのインタビューを受けている。その中のエスクワイア誌のインタビュー
で失顔症で悩んでいることを告白。

「僕は、相当多くの人たちから嫌われていると思っている。
なぜなら、僕は彼らからとても失礼な人間だと思われているからなんだ。
挨拶程度ではなくて、面と向かって話をした人でさえも、なかなかその人の顔を覚えられないんだ」。

と人の顔を覚えられないと告白。


「今まではどうにかうまく切り抜けてきたつもりだけど、この一年、どのタイミングでこの
話をしようかと悩んで、正直に言おうと決心したんだ。それで、『どこでお会いしましたっけ?』
って正直に聞くようにしたんだけど、ごまかすより事態は悪くなってしまって、相手をもっと
怒らせることになってしまったんだ。
時々、『その節はお世話になりました』なんて言うと、もっと厄介だね。独りよがりでうぬぼれ屋
だと思われてしまうんだ。どうしてそうなってしまうのかわからないんだけど、恐らく失顔症っていう
症状だと思う。この世界では、何度も同じ人に会う必要があるんだ。それなのに顔を忘れてしまう
から、人に会う度に不快な思いをさせるのではないかって、いつも心配しなくちゃいけない。だから
、家にいる方が気が楽なんだ。子供の世話で家から出られないって思われているみたいだけど、
実際には全くその逆だよ。そろそろ検査をする必要があると思っている」。


と、人の顔を認識できないことで辛い経験をしてきたことを明かしている。

この症状は先天的に相貌失認を発症する確率は2%程度と推定されている。
2%とは、約50人に一人。意外と珍しいものではないらしい。

ただ、症状の度合いにより生活での影響にかなりの違いがあるという。
顔以外にも声や着衣、体格、振る舞いなど他の情報を元に識別できれば日常生活に支障
をきたしていないため、相貌失認を自覚していない人が存在すると考えられる。

今回のブラッド・ピッドのようにカミングアウトして生活している人も多いようだ。
ただ日本ではまだ認知度が低く、カミングアウトも容易ではないだろう。

これをきっかけに日本でも認知度が上がり、失顔症を理解されるようになるといいですね。

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