ローラの父親逮捕

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衝撃のニュースですね。

ローラさんのお父さんが詐欺容疑で国際指名手配に。





ローラさんのお父さんのジュリップ・エイエスエル・アル容疑者は2009年12月、
知人のバングラディシュ人にバングラディシュで治療を受けたとして、
東京・世田谷区役所に嘘の申請を提出させ87万円を騙し取らせ、その報酬として
約40万円の報酬を受け取った疑いがある。


ジュリップ容疑者はローラさんの実父で、実母はローラさんの幼少期に離婚し、
その後中国人と再婚し、ローラさんの育ての母となる。

ジュリップ容疑者はローラさんらと共に日本で暮らし、日本語も堪能。
近所の人の話によると、『気さくで面白い人』だという。

ジュリップ容疑者の職業ははっきりわかっていないが、バングラディシュ人が
日本に来て仕事をする際の仲介人のような仕事をしてたようで、ほかのバングラディシュ人
からの評判も悪くはないようです。


『国民健康保険　海外療養費制度』を悪用？


国民健康保険は日本にいる外人も利用することは可能なようで、
今回の詐欺容疑とは『国民健康保険　海外療養費制度』という
制度を悪用したものだそうです。


この『国民健康保険　海外療養費制度』、日本人の私たちでも
馴染みのない制度じゃないですか？

この制度は、もし海外で急病などで治療を受けた際、帰国後申請し
給付を受けることができる制度です。



この制度を利用する場合、


『申請書』

『現地の病院で発行した治療の内容明細書』

『現地の病院で発行した領収明細書』

『申請者が付ける日本語の訳文』


の書類が必要となります。


しかし！！

この書類で行政が見るのはほとんど

『申請者が付ける日本語の訳文』

だそうです！！


ここがこの制度の抜け穴！


世田谷区では

『書類に不備がなければ支給していた』
『不正を疑って調べることはなかった』

とのこと。

たしかに英語ならともかく、ベンガル語など、
世界には多くの言語が有り、それら一つ一つ疑うのは
大変でしょうが…。


当然今後は改善策を考えていくようですが、
基本的に人を疑わない平和な国民性がアダとなったようです。



今回ジュリップ容疑者はこの制度を悪用、

その手口を別のバングラディシュ人に指南し、その報酬を受け取ったとのこと。


ローラさん、お父さんのことが大好きだったようで、きっと
今回の事件で一番ショックを受けたのはローラさんなんじゃないでしょうか。

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